ものづくりの楽しさが味わえ
日々成長できるこの仕事は、
僕にとって天職
R.Y.さん
製造部/焼上係
現在のお仕事について教えてください。
製造部の中の生地を焼き上げる部門を担当しています。別の部門で作られた生地を専用の窯を使いじっくり焼き上げていきます。その後味付けをし、最後に不良品が無いか選別をして包装担当へ商品を渡すまでが僕の仕事となります。
一見すると簡単そうなのですが、窯の火加減は人の手で調整しているので焼き上げ中は基本窯のそばにつきっきり。夏場はとても暑くて大変です。それに形状や食感の良し悪しも自分で判断しなければならず、最初の頃先輩が合格を出したものを実際に食べてみて必死に身体に覚え込ませていました。
それでも、焼上げはおかきの美味しさの要といっても過言ではないので、そんな仕事に携われていることが僕の誇りです。
とよすに入社しようと思った
決め手は何ですか?
昔からものづくりが好きで、就職するなら絶対に製造関係の仕事に就きたいと思っていました。就職活動を続ける中で色んな製造業の会社を見て回りましたが、その中でも一番興味があったのがおかきの製造でした。そこで、僕の中でおかきといえば「とよす」だったので見学させて頂く事になりました。
実際に見学してみて、とよすほどの大きな会社でも昔ながらの製法をとても大切にしていて、普段何気なく食べているおかき一粒一粒がものすごく手間をかけて丁寧に作られていることに感動し、ますます「ここで働きたい」と思うようになったのです。
この仕事のやりがいや大切にしていることはありますか?
とよすには各ブランドごとに色んな商品があり、それぞれ焼き加減や使用する機材も違ってくるので、製造部にはとても高いレベルのスキルが要求されます。ですので自分自身のスキルが増え任される仕事の幅が広がった時は「よしやってやる!」と気合が入りますし、自分がとよすの味を支えているんだと思うと、とてもやりがいがあります。
普段仕事で大切にしていることはチームワークです。仕事は自分一人ではできないのでみんなと協力し合う事がとても重要だと思っています。また、向上心を持って仕事に取り組むようにしています。そうすることでいろんな発見や気づきがあり、日々の仕事がすごく楽しく感じるようになりました。
とよすの魅力は
どんなところだと思いますか?
一番は創業120年という長い歴史です。他社には真似できない伝統やノウハウを持っているのはやはり強いと思います。最近の食品製造工場では自動化が進んでいますが、昔ながらの製法で作られた味にはかないませんし、機械任せではなく自分の手で作っているんだという充実感ややりがいが感じられるのはとよすならではだと思います。
あとはチャレンジスピリットのある所もとよすの魅力です。伝統にあぐらをかかずに常に新しいブランドや商品づくりに挑戦し続けている姿勢は本当に凄いと思います。
今後の目標や
チャレンジしたいことを教えて下さい。
僕の知る限り、上に立つ人間は人前で堂々と自分の考えなどを話すことが出来る人ばかりなので、これからもっと人前で発言していくことにチャレンジしていきたいです。そして将来製造部を引っ張っていける存在になれるよう頑張りたいです。
そして現状に満足せずもっともっと上を目指してスキルを磨き、みんなと協力し合いながら、経営理念でもある「米で人のくらしを豊かにしたい」を実現できるよう、美味しくてお客様があっと驚くような商品を作り続けていきたいと思います。
1日の仕事の流れ
R.Y.さん
製造部/焼上係
- 8:10
-
出社
制服に着替えます
- 8:30
-
朝礼後
釜に火をつけ、火の調整
- 9:00
- 釜でおかきを焼く
- 12:00
- 会社の食堂で昼食
- 13:00
- 釜でおかきを焼く
- 15:00
- 別の日に焼く生地を準備します
- 17:00
-
機械の清掃
使用した機械の清掃を行います
- 17:30
- 退社